最近、都心部で横行している新手の詐欺をご存知でしょうか?
人気のマッチングアプリに呼び子である若い女の子を登録させ、マッチングした男性をぼったくりバーに連れていき、お金をふんだくるという手法です。
このようなマッチングアプリを使ったぼったくりバーへの誘引詐欺において、業者が使うマッチングアプリというのはある程度限定されています。
今回は業者が好むマッチングアプリTOP3と、なぜ業者がそのマッチングアプリを選ぶのかという理由について詳しくご紹介したいと思います。
- セフレなど割り切った付き合い
- 恋活・婚活など真剣な付き合い

- 業者やサクラが他より圧倒的に少ない
- 新人が一番出会い易く専用の掲示板がある
- 若い不倫希望の人妻も居て燃える(笑)

- いいね!しからマッチングで一緒でしょ?
- コミュニティー機能なんてどこもあるじゃん
- 機能どこも大差なくて選択肢ないじゃんかよ
- 月額料金(男性)もほぼ一緒で特別安くない

ぼったくりバー誘引詐欺の手口とは
格闘家でありYouTuberでもある朝倉海(あさくらかい)さんが、自身の動画で検証動画をアップしているのでご覧になったという方も多いと思います。
元々ぼったくりバーはキャッチの男性が飲み屋街を歩いている男性に声をかけ、安い料金で気を引きお店に連れ込むという手法が一般的でしたが、数年前からぼったくりバー側も様々なやり方で客引きをするようになってきています。
私もこの動画で初めて知ったのですが、最近ではマッチングアプリを使った客引きをやっている事が多いようですね。
それだけマッチングアプリの利用者が増えてきているという事でもあると思いますが、まずは簡単にぼったくりバーの客引きパターンについて簡単にご紹介しておきたいと思います。
注意しよう!ぼったくりバーの客引き手口
最も有名な手法は、繁華街で一人で行動している男性にキャッチが声をかけて「3,000円でどうですか?」など安い料金を提示して客引きするという方法です。
まともなキャッチ行為である場合も多いですが、大抵の場合は飲んで帰ろうとすると3,000円はセット料金などと言い、飲み物や食べ物に高額な料金を付け10万円以上の高額料金を提示するという流れです。
こういったぼったくり行為が横行するようになり、各都道府県で様々な対策が取られ地域によってはキャッチ行為自体禁止になっているところもあります。
そこでぼったくりバー側も考え、様々な方法で客引きをするようになってきたのが現状です。
有名な方法で言えば以下のようなものがありますので、以下のような出会いにはくれぐれもご注意ください。
- 他のバーで女性に声をかけさせ2件目と言って連れていく
- キャバクラのアフターでキャバ嬢が客を連れていく
- 女性にナンパ待ちさせて声をかけてきた男性を連れていく
その殆どに共通しているのが「20代前半の可愛い女性を使った誘引方法」です。
マッチングアプリで手軽にぼったくりバーへ客引き
店側からすると、これまでのぼったくりバー誘引方法にはそれなりにデメリットもありました。
例えば、他のバーで声をかけさせる方法であれば1件目での支払いが生じたり、一度使った店は生きづらくなるなどがあげられ、キャバ嬢の場合はキャバ嬢の身元が判明しているのでその後の仕事に影響が出るなどです。
ナンパ待ちについては相手が複数の場合、ぼったくりバーに連れ込みにくいという問題がありますし、相手が一人で声をかけてくるパターンの方が圧倒的に少ないので成功率は低くなってしまいます。
こういた諸々の問題を解決してくれる方法が、今回ご紹介しているマッチングアプリなんです。
マッチングアプリであれば女性は無料で利用できますし、必ず1対1にもちこめますし、客引きの女の子が身バレする心配もほとんどありません。
また女の子が可愛ければ可愛いほど男性は下手に出る傾向にあり、待ち合わせ場所に現れた女の子が写真通り可愛ければ気に入られようと何でも言う事を聞いてしまうため、簡単にぼったくりバーまで連れていけるというメリットがあります。
また一度に何人もの男性をキープできるため、ぼったくりバー側からすればマッチングアプリは客引きをする上で最適な環境なんです。
朝倉海さんのぼったくり潜入
先ほどご紹介した格闘家・朝倉海さんの動画や、Twitterの報告を見る限りでは、ぼったくりバーに連れて行こうとする女性は1件目からぼったくりバーに連れて行こうとする傾向にあります。
朝倉海さんの件で言えば、待ち合わせ場所に現れた女性は「軽く食べてきたからゆっくり飲みたい」と、1件目からぼったくりバーに行こうとしています。
Twitterの報告でも多く上がっていましたが、ぼったくりバーのサクラ女子は無駄な時間をかけたくないという傾向が強いようなので、何かと理由を付けてバーに行こうとする傾向が強いようです。
恐らく、ぼったくりバーは一気に何組もの客を入れると都合が悪いので、予めこの時間帯にはどの女性の客が来るという予定が決められているのでしょう。
ぼったくりバーが好むマッチングアプリTOP3とその理由
マッチングアプリを使ったぼったくりバーの客引き行為はかなり増えてきており、Twitterでも多くの報告が上がっています。
#タップル#詐欺#池袋#グレイスカフェ#拡散希望#マッチングアプリ
行きたいバーがあると言われぼったくりバーに連れて行かれる。奢るからと言われやけに高額な酒を凄い勢いで飲まれます。会計時、女は金を持っておらずATMも使えないと言われる。男が貸すという形になりその後連絡が途絶える。 pic.twitter.com/zhslUUl3AK— りき (@riki____1112) January 28, 2020
この方はタップル誕生で出会った女性に騙されたようですが、大手マッチングアプリのほとんどにこういったぼったくりバー誘引女子が紛れています。
特にぼったくりバー誘引女子が多いマッチングアプリと、なぜ業者が好むのかという理由について詳しくご紹介していきたいと思います。
断トツに多いのは最大手ペアーズ
マッチングアプリの中で最も会員数が多い『Pairs(ペアーズ)』は業者にとって最高の環境です。
何しろ対象となる男性の数が多く検索機能も充実しているので、私が業者だったとしても確実にペアーズを選択するでしょうね。
マッチングアプリを使って遊び相手をコロコロ変えるネットナンパ師(ネトナン師)もペアーズを使う傾向が強いのですが、これには大きな理由があります。
ナンパ成功率が下がったとしても、登録者が多いという事は数さえこなせばそれだけ成功数が上がるという事になります。
これはぼったくりバー側も同じで、男性の数が多ければ多いほど呼び込める男性の数が増えるので、ペアーズを利用するのは当然の結果だと言えそうです。
若者が多いタップルも狙われやすい
20代後半から30代の男性が多いペアーズに対し、20代前半の男性が多いタップル誕生もぼったくりバーに狙われやすいアプリの筆頭と言えます。
ぼったくりバーによる被害額は1件につき10万円をこえるものから、4万円と比較的低額なものまで幅広くありますが、実態は別としてTwitterでよく見るのは4万円という金額です。
恐らくぼったくりバーも様々で、大きく分けると若い男性を狙った4万円前後の詐欺と、少し年を重ねた男性を狙った高額な詐欺に分けられるようです。
前者、つまり若い男性を狙う場合に最も利用されるのがタップル誕生です。
タップル誕生を利用していると、女性の中に「飲み友達探してます」といった内容をプロフィールに書いている方をチラホラ見かけます。
本当に飲み友達を探しているパターンもあると思いますが、その中には飲み友達と称してぼったくり相手を探しているパターンもあるので、こういったプロフィールには十分に気を付けましょう。
また、タップル誕生では20代前半の若い利用者が多いので、気軽に「飲みにいこう」と誘える空気感があります。そのためぼったくりバーのサクラ女子側も男性を誘いやすいのでしょう。
3位はOmiai
3番目に危険なのが婚活マッチングアプリの『Omiai』です。
Omiaiは婚活アプリという印象が強く、男性にとっては気軽に誘えないアプリという印象が強いかもしれませんが、例え婚活アプリでも男性は可愛い女性から誘われたらホイホイついていくものです。男って悲しい生き物ですよね。
また婚活をしているという事はそれなりに経済基盤が安定している証でもあるため、高額なぼったくり料金を吹っ掛けるぼったくりバーであればOmiaiを好む可能性が高いと言えます。
しかも国内のマッチングアプリ(出会い系アプリを除く)の中では2番目に会員数が多いと言われているOmiaiなので、ぼったくりバーからすればかなりの好条件がそろっています。
もしOmiaiでノリが良い女性がいた場合、かなり注意する必要があるかもしれませんね。
マッチングアプリでぼったくりバー女子に騙さない方法
ぼったくりバーに誘い込もうとする女性にはいくつかの共通点があります。
またぼったくりバーという特質性を理解すれば、それに対する対処法も見つかるはずです。
先ほどご紹介した3つのマッチングアプリは業者が多いだけであり、決して使わない方が良いという事ではなく、むしろ出会いの可能性を拡げたいのであれば積極的に利用したいマッチングアプリです。
マッチングアプリを利用するのであれば、先ほどの3アプリ以外にも業者が潜んでいる可能性が高いので、特にぼったくりバーが多い東京や大阪の方は以下のポイントに注意してマッチングアプリを利用するようにしましょう。
対策1:プロフィールに注目しよう
ぼったくりバーに誘う女性は、予め自分がお酒が好きでバーなどに良く飲みに行くという事をアピールし、ぼったくりバーに連れていく流れを作ろうとします。
その最たる場所がプロフィールであり、プロフィールに「一人でバーに飲みに行きます」など仕込みをしておくのが一般的です。
これを書いておけば自然とお酒好きの男性が寄ってくるので、ぼったくりバーに連れていきやすいという効果もありますよね。
あくまで一例ですが、こういったプロフィールはかなり確率が高そうです。
再開しましたという事以外はお酒に関する事しか書かれていません。
また他のプロフィールに目を向けると、「出会いまでの希望:マッチング後にまずは会いたい」と書かれています。
お酒と即会い希望。かなり危険な組み合わせですよねw
それにこのプロフィールに限定して言えば、再開する前に一時利用するのを止めていたのはなぜなんでしょうね。1匹釣ったから・・・という疑念を拭えません。
対策2:待ち合わせ場所に注意
サクラ女子はすぐにぼったくりバーに連れていくという傾向が強く、ぼったくりバーの近くで待ち合わせをしようとします。
マッチングアプリで池袋北口にあるカラ鉄に集合することになったら、それはぼったくりバーのグルの女である確率が高いです。気をつけてください。
— 池袋 北口 葉山ビル 6階 ボッタクリバー (@twietest) September 25, 2019
Twitterを見ればこのように情報が上がっている事があるので、もし待ち合わせ場所を女性側から指定された場合は、その場所を一旦Twitterで検索してみるのも1つの方法です。
ぼったくりバーといっても、決して数が多いわけではないので、どのサクラ女子も似たような場所で待ち合わせをすることになります。
それにこれは私の経験上ですが、私がこれまでにマッチングアプリを利用してきた中で、女性側から待ち合わせ場所を指定してくるケースはかなり稀です。
男性側からいくつかの候補を指定して、女性がその中から1つを選ぶというのがマッチングアプリにおける待ち合わせの流れです。
もし女性側からピンポイントで待ち合わせ場所を指定されたら、疑ってかかったほうが安全でしょう。
対策3:お店は事前に2人で決める
これもマッチングアプリの初デートであれば当然の流れですが、基本的にはアプリ内のチャット、もしくはLINEなどでその日の予定をある程度決めるものです。
「このお店に行くからここで待ち合わせしよう」という感じです。
私はこれまでに何十人もの女性とマッチングアプリで出会ってきましたが、事前に行く場所を決めないという例外は一度としてありませんでした。
それは私が事前に決めておきたい性格だからというのもあるかもしれませんが、普通であればまずはお店を決める流れになるはずです。
そこで1件目からバーに行きたいと言われたら、かなり危険な相手かもしれません。
対策4:女性側の提案を1度は断る
対策1~3はあくまで可能性が高いだけであり、確定要素とはなり得ません。そのため、疑念は抱いているが結局確信がえれずに指定された待ち合わせ場所にいく事になる場合もあるでしょう。
その場合は、まずは初対面でどこに行くかを決める流れになるはずなので、そこでもし女性側から「知り合いのバーに行きたい」「知り合いがお店を出したから行ってみたかった」など、1件目を女性側から指定されたら絶対に回避しましょう!
既述しているように、ぼったくりバーの性質上、同時に2組以上のお客を迎え入れることが出来ないため、必ず事前にぼったくりバー側で予定が組まれています。
この客は何時から何時までで、次の客が何時から入るといった感じです。
予定が決まっているので、あまりお店に入る時間を遅らせたくないサクラ女子は予定を崩されるのを嫌がります。
もし相手側から「〇〇ってお店にいきたい」と言われたら、直接的に断って「他のところにしない?」と提案してみたり、もしくは「〇〇を買いたいから先にちょっと付き合ってもらえない?」など、相手の予定を崩す提案をしてみましょう。
そこで女性が怒ったりするようであれば、ぼったくりバーのサクラ女子確定と見て間違いないでしょう。
マッチングアプリとぼったくりバーまとめ
令和に入ってから、以前に増してマッチングアプリは一般的な出会いのツールになりつつあります。
今の時代、マッチングアプリに抵抗があるという人の方が珍しいくらいで、今後この傾向はより一層強くなっていくはずです。
ぼったくりバーは現在の法律では取り締まれないという残念な状況なので、自分の身は自分で守るしかありません。
また、お店に入ってしまえば相手のテリトリーなので、お店を出たくでも出れないという状況になり、最終的には手元にお金が無くてもお金をATMで引き出させたり、近くで借りてこさせようとしたりします。
朝倉海さんのお兄さん・朝倉未来さんの動画でもぼったくりバー潜入をやっていましたが、その動画の中で詐欺業者が朝倉未来さんの迫力に負けて全てをぶちまけているシーンがあります。
実際にその手口を全て自分に使われたらと思うとゾッとしますが、こういった動画はかなり参考になりますよね。
市民権を得たマッチングアプリは、今後ぼったくりバーだけではなく、ネットワークビジネスなどからも目を付けられることになるはずです。
マッチングアプリは非常に便利なツールですが、便利過ぎるが故に様々な罠があるので、くれぐれもご注意下さい。
- セフレなど割り切った付き合い
- 恋活・婚活など真剣な付き合い

- 業者やサクラが他より圧倒的に少ない
- 新人が一番出会い易く専用の掲示板がある
- 若い不倫希望の人妻も居て燃える(笑)

- いいね!しからマッチングで一緒でしょ?
- コミュニティー機能なんてどこもあるじゃん
- 機能どこも大差なくて選択肢ないじゃんかよ
- 月額料金(男性)もほぼ一緒で特別安くない

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