平成も終わろうとしている現在、結婚相手に求める条件に変化がみられるようになってきています。
過去には「3高(高身長・高学歴・高収入)」というワードが注目を集めましたが、最近では結婚相手に求める条件に3高が入る事は少なくなっており、時代と共に結婚に対する価値観も変化してきたという事のようです。
数年前に奥手な男性の事を草食系男子と呼ぶようになりましたが、この言葉が流行した背景には恋愛観の変化が大きく関係しています。
そもそも結婚する気がないという人も増えてきている中で、男性と女性の恋愛に対しる価値観がどのように変化してきているのか。
彼氏彼女に求める条件や、結婚相手に求める条件の変化について詳しくご紹介していきたいと思います。
結婚相手に求める条件の変化
結婚相手に求める条件をまとめるにあたり、いくつかのアンケート結果を参考にさせてもらったのですが、アンケートを実施したメディア・会社によって見事に意見がバラバラだったので、2つのパターンに分けてご紹介したいと思います。
1つは全年齢を対象としたアンケートで、もう1つは性別・年代別にアンケートを取ったアンケート結果。
各2社ずつの結果を照らし合わせ、偏った意見ではなくバランスの取れた「本当の結婚相手に求める条件」にしたいと思います。
男女を対象とした調査の結果
どちらも20歳から60歳の男女を対象とした調査のはずなんですが、共通している回答はあるものの、かなりバラつきがみられます。
どちらにも共通しているのは「価値観」と「経済観念の一致」ですよね。
恐らく価値観には様々なものが含まれますし、価値観という言葉の中にはお金の価値観を含んでいるというケースもあるでしょう。
価値観が具体的に何を指しているかは不明ですが、価値観が完全一致する事なんてまずないので、相手の価値観が許容範囲内かどうかの問題なんでしょうね。
男女別で見る調査結果
ここまで違うとちょっと笑ってしまいますが、やはり4社ともに綺麗に意見が分かれていますね。
いずれも2017年もしくは2018年の調査結果であり、最近の調査結果のはずなんですけどね。
「なぜアンケートによって答えが異なるのか」という問題については後程じっくりご紹介していますが、まずはこのアンケート結果について。
D社がちょっと特殊な気もしますが、総じて多いのは先ほどと同様に「性格」に関連するもの。
やはり穏やかに暮らしたいと思うものなんでしょうか。
そして次に目立つのがお金にまつわる条件。
いずれのアンケートからも3高(高身長・高学歴・高収入)はなくなりましたが、お金にまつわる問題は切っても切れない問題という事のようです。
アンケートの持つ真実性
様々な雑誌やインターネット媒体で「結婚相手に求める条件」と題し、結婚相手に求める条件がランキング形式で紹介されていますが、実は調査を行う会社によって結果が全く変わってくるという事をご存知でしょうか。
結婚相手に求める条件に限らず、特にテレビの中では様々な街頭アンケートの結果が紹介されていますが、これはテレビ局が独自に街頭アンケートを実施しているケースもあれば、調査会社に依頼しているというパターンもあります。
特に注意が必要なのは、テレビ局など自社メディアで紹介するためにアンケートを実施しているパターン。
質問内容が誘導にも近い内容だったり、無意識のうちに回答を限定するような質問をしていたりと、公平性に欠けるものが多々あります。
その結果、本来の市場価値とは異なるランキングになる事も珍しくなく、こういった「質問者の意思」によって回答が異なるんです。
そこで、今回ご紹介した4社のランキングをポイント制にして、1位は5ポイント、2位は4ポイントという風にポイントを付けて、本当に求める条件を作ってみました。
結婚相手に求める本当の条件
各社とも回答の表現に若干のばらつきがあるので、私なりにまとめてみたのですが、やはり一番大きな問題は借金をしないや経済力など、金銭問題が多いように思います。
つまり金銭のバランスが一番重要という事なのでしょう。
実際にこのようなデータがあります。
日本の47都道府県では各エリアごとに離婚率が全く異なりますが、この離婚率は完全失業率と平均収入に左右されているケースがほとんどです。
つまり、結婚も離婚もお金が絡んでくるという事が一番多いという事なのでしょう。
そして2位になっているのが優しさと癒し。一緒にいて苦にならない事が条件という事でひとくくりにしています。
価値観と趣味は異なるものだと思っていますが、どちらも生まれた環境と育った環境に左右されることが多いのでひとまとめにしました。
3高がなくなった理由
過去の結婚相手に求める条件、いわゆる3高というのは学歴社会が生んだ理想だと思っています。
日本の歴史を見ていくと、階級社会から学歴社会となり、現在は個の社会となりつつあります。
貴族階級など身分制度が撤廃されましたが、昭和の時代は元々身分の高い家柄の人は経済力があり、大学に行けるのはそういった経済力のある家柄の子供たちばかりでした。
階級はなくなってもこういった現状は残り、大学が1つのステータスのようになっていました。
しかし徐々に大学が増え、貧しい家柄でも大学に行けるようになる人が増えると、大学の順位付けが始まり、有名大学を出ている事がステータスとなるようになります。
しかし日本はバブルを経験したため、有名大学を出て大手企業に勤めても、終身雇用という保証がなくなり、個人が持つ能力が左右される時代になってきています。
3高が当たり前だった時代は1つの企業に退職・定年まで勤めあげるのが当たり前で、特に日本は出身大学や学歴が大きく左右する時代でしたが、今では大学を出ずとも努力次第で様々な仕事に就けるようになってきているので、その人が持つ魅力というが人間力が重要視されているという事なのかもしれませんね。
出会いの変化
3高が結婚相手に求める条件として上位に入っていた時代は、まだまだお見合いなども多く、有名大学を出ている人はお見合いの話も多かったようです。
しかし現在はお見合いという出会いの形は減りつつあり、生活の中で自然に出会う恋愛結婚が一般的です。
良くも悪くもお見合い結婚が多かった日本では、自分から積極的に異性にアピールする人が少なく、最近では草食男子という言葉が一般化しているくらいです。
こういった草食系男子は、親がお見合い結婚だった家系に多くみられるようで、そういった積極性に欠ける家系に育つとなかなか出会いに恵まれません。
しかし現在はインターネットが普及しており、誰しもがスマートフォンを持つ時代です。
2000年代初頭のような「ネットの出会いは危険」というイメージはほぼ払しょくされ、20代の男女の多くが出会い系とよばれるマッチングアプリを利用する事にも抵抗がなくなってきており、普段の生活の中で出会えなかった人はネットに出会いを求めるようになってきています。
結婚願望はあるし、結婚相手の理想像もあるけどなかなか出会いに恵まれないという方は、マッチングアプリで自分に合った相手を探してみるのも1つの出会いだと思います。
特に最近では、アイテの価値観や性格がわかる診断機能付きマッチングアプリなども多くリリースされているので、まずは一度試しに使ってみるとまた新たな出会いが生まれるのではないでしょうか。
- セフレなど割り切った付き合い
- 恋活・婚活など真剣な付き合い

- 業者やサクラが他より圧倒的に少ない
- 新人が一番出会い易く専用の掲示板がある
- 若い不倫希望の人妻も居て燃える(笑)

- いいね!しからマッチングで一緒でしょ?
- コミュニティー機能なんてどこもあるじゃん
- 機能どこも大差なくて選択肢ないじゃんかよ
- 月額料金(男性)もほぼ一緒で特別安くない

コメント