友達作りアプリ?それとも出会い系アプリ?【KAIGOO(カイグー)】の実態調査と、アプリの感想や評判をまとめてご紹介。
KAIGOO(カイグー)は”人と人を繋ぐソーシャルネットワークサービス”を自称する友達作りアプリらしいが、実際に使ってみれば分かるがつまるところ出会い系アプリであり、そのサービス内容は現行の出会い系アプリを劣化させたものでしかない。
出会い系アプリであるにも関わらず、なぜ出会い系アプリを自称しないのか?
KAIGOO(カイグー)の気になる問題を法律の観点からも詳しく検証していきたいと思います。
- セフレなど割り切った付き合い
- 恋活・婚活など真剣な付き合い

- 業者やサクラが他より圧倒的に少ない
- 新人が一番出会い易く専用の掲示板がある
- 若い不倫希望の人妻も居て燃える(笑)

- いいね!しからマッチングで一緒でしょ?
- コミュニティー機能なんてどこもあるじゃん
- 機能どこも大差なくて選択肢ないじゃんかよ
- 月額料金(男性)もほぼ一緒で特別安くない

KAIGOO(カイグー)の実態
対応OS | Android |
インターネット異性紹介事業届出 | 無し |
チャット料金 | 120円~150円/通 |
サクラ | サクラだらけ |
運営会社と実態 | 偽名での登録のため実態がつかめず |
審議会コメント | インストールするだけ無駄 |
KAIGOO(カイグー)を調査してみて、気になる点がいくつも見つかったが、その中でも重要と思える点に焦点を絞って解説していきます。
- 出会い系アプリなのになぜ友達作りアプリ?
- 運営会社の詳細不明
- サクラ
1.出会い系アプリなのか友達作りアプリなのか
まず冒頭でも触れた「友達作りアプリ」というカテゴライズについて。
これまでの経験上、友達作りを自称しているアプリは漏れなくサクラだらけの詐欺アプリだったが、どうやらKAIGOO(カイグー)も同様のようだ。
システムは私が知る限り、SNSというよりは出会い系アプリそのもので、友達作りのために作られたアプリとは到底考えられない。
ではKAIGOO(カイグー)はなぜ友達作りアプリを自称しているのか?
これには出会い系サイト規制法が大きく関係しており、出会い系アプリを配信する際は事前に公安委員会に対してインターネット異性紹介事業の届出をしなくてはならない。
届出をするだけなら簡単に済むが、これが認可されるにはいくつかの条件をクリアしなくてはならず、この条件を満たすためにはそれなりの設備投資と人件費が必要不可欠となる。
恐らく、こういった出費を抑えるためにKAIGOO(カイグー)は出会い系アプリとしてではなく、友達作りアプリという謎のジャンルでアプリを配信しているとみられる。
利用規約
KAIGOO(カイグー)の利用規約には、SNSや出会い系アプリなどの他のアプリでは見ない特殊な記述がある。これはKAIGOO(カイグー)だけではなく、詐欺アプリ全般に見受けられる記述だ。
「禁止行為:出会い・異性交際を目的とした行為」
異性交際だけではなく、ユーザー同士の出会いそのものが禁止されている。
出会いが禁止されているのであれば、友達になる事は難しいと思うのだが…
私がネットで友達を作るなら特定の趣味を取り扱っているコミュニティやSNSを使うと思うが、そういったサービスにおいて出会い禁止といった記述は見受けられない。
この記述があるのは詐欺アプリに限定されている。
ではなぜこのような記述を行うのか?
これは出会い系アプリ規制法の適用を避けるためであり、「このアプリは出会い系アプリではありませんよ」という公安に対するアピールでしかないのだ。
つまり、この記述があるという事は、出会い系アプリとして作られていると考えても問題ないだろう。
2.運営会社について
KAIGOO(カイグー)は有料コンテンツを有するインターネットサービスなので、特定商取引法で定められた運営者情報及び特定情報を掲載する義務がある。
しかしKAIGOO(カイグー)の特商法表記を見る限り、明らかに必要項目が欠落している。
所在地:神奈川県横浜市保土ヶ谷区境木本町68-2
メアド:info@kaigoo.net
掲載されている内容を見ればそれらしく見えるが、まず事業者名が「kaigoo運営事務局」という何とも曖昧な表記になっている。
当然これは法人名ではないし、仮名・俗称に過ぎない。運営が法人でないとすればここには個人名が掲載されるべきなのだ。
更に言えば、責任者名も記載されておらず、特定商取引法で定められている掲載項目が全く足りない状況だ。
これは明らかな特定商取引法違反。
KAIGOO(カイグー)がまともな出会い系アプリでないことは、誰の目から見ても明らかだろう。
3.サクラと異常な男女比
ハッキリ言っておこう。KAIGOO(カイグー)には確実にサクラがいる。
私がKAIGOO(カイグー)に登録して1分もしない内にメッセージが送られてきた上に、しばらく放置しているとあっという間にチャットボックスが一杯になってしまった。
ちなみに私のプロフィール内容は「45歳/顔写真なし」。この内容でこれだけの女性が飛びついてくることはまずありえない。
しかもKAIGOO(カイグー)はまだ1,000件もダウンロードされていないような出会い系アプリ。累計会員数100万人を突破している出会い系アプリでも、登録後1時間以内に足あとが2件もつけば良いほうだ。
まだまだ新規アプリのKAIGOO(カイグー)でこれだけの状況が起こりうる可能性は、限りなくゼロと言って良いのではなだいろうか。
また気になったのでKAIGOO(カイグー)の実際の会員数を調べてみたのだが、2018年12月19日現在で「男性179人:女性706人」といった状況だった。
男女比は1対4!
出会い系アプリにおいて、男性が4、女性が1の比率になる事はあっても、逆の状況になるようなことはまずない。基本的には男性が多くなるのが当たり前なのだ。
あくまで憶測にすぎないが、最初から女性600人分くらいの会員アカウントが準備されていた可能性がある。つまりダミーアカウントが存在し、それを使って運営が私のような新規登録者にアピールしてきているという事だ。
ぼったくの料金システム
KAIGOO(カイグー)の料金はただただ高い。
そしてそのシステムも詐欺アプリならではのもので、非課金者と課金済みのユーザーで利用料金に差が付けられている。
コンテンツ | 非課金 | 課金済み |
---|---|---|
メッセージ送信 | 15枚 | 12枚 |
メッセージの画像閲覧 | 50枚 | 25枚 |
メッセージで画像送信 | 50枚 | 25枚 |
コイン1枚につき10円なので、比較的安くなる課金済みユーザーでも、メッセージ送信は120円、画像閲覧及び送信は250円となる。
メッセージ送信だけで言えば相場の2倍、画像についてはちょっと意味が分からないレベルだ。
こんなぼったくり料金でありながら、運営会社情報は一部欠落しており、尚且ついい加減な表記に留まっているのだから驚くばかりだ。
評判と口コミ
KAIGOO(カイグー)はダウンロード数500件以上1,000件未満と、新規アプリにしてはまぁまぁな数字になっているが、その割には口コミ件数が異様に少ない。
現時点で、Googleplayに投稿されている口コミは1件だけで、その内容は酷いものだ。
さくらばかり 騙されるな!
当然の内容と言って良いだろう。
Twitterなどを見ても、KAIGOO(カイグー)に関する投稿はなく、評判は少々つかみにくいところがあるが、私が使ってみた感想を言えせてもらえばゴミアプリだ。
KAIGOO(カイグー)感想まとめ
KAIGOO(カイグー)は友達作りアプリを自称する典型的な詐欺アプリ・出会い系アプリでしかなく、利用料金もあきらかなぼったくり。相場の2倍以上という時点で最悪だ。
運営会社も不明だし、インターネット異性紹介事業の届出もしていない。法律的に問題があるとしか思えない。
このような詐欺アプリで課金する人はいないと信じたいが、KAIGOO(カイグー)のような詐欺アプリは他にもたくさんあるので、このようなアプリをインストールしてサクラに騙されて課金しないようにくれぐれも注意して欲しい。
しっかり出会える出会い系アプリは、間違いなくインターネット異性紹介事業の届出をしており、公安から認可を得ているし、最近であればマッチングアプリの方が確実に出会える。
出会える出会い系マッチングアプリを、利用目的に沿ってご紹介しているまとめページがあるので、出会いを探している人は是非こちらを参考にしてみて欲しい。
- セフレなど割り切った付き合い
- 恋活・婚活など真剣な付き合い

- 業者やサクラが他より圧倒的に少ない
- 新人が一番出会い易く専用の掲示板がある
- 若い不倫希望の人妻も居て燃える(笑)

- いいね!しからマッチングで一緒でしょ?
- コミュニティー機能なんてどこもあるじゃん
- 機能どこも大差なくて選択肢ないじゃんかよ
- 月額料金(男性)もほぼ一緒で特別安くない

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